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【解説】
亀井勝一郎は、当初、左翼的政治運動に参加したが、のち転向し、仏教思想に関心を深め、文芸評論、文明批評で活躍した。昭和十年代に大和路を紀行し、古代・中世の日本仏教との出会いにより開眼、聖徳太子、親鸞の教義を信仰し、その人間原理に根ざした宗教論、美術論、文明・歴史論、文学論の著作の多くを連載出版した。
この「大和古寺風物誌」は、昭和14年、17年~20年にかけての戦時の重苦しい社会情勢下で大和の寺々を遍歴した際の随想集である。激動下で政事を行った聖徳太子の「和を以て貴しと為す」の深い意味合いを考察しつつ、飛鳥、白鳳、天平の時代の歴史、宗教に思いを馳せている。仏像を美術品としてみるのではなく、当時の人々が信仰し、救いを求めた対象として考察をしている。
遍歴した寺は、斑鳩宮、法隆寺、中宮寺、法輪寺、薬師寺、唐招提寺、東大寺、新薬師寺であるが、この後編では、法輪寺、薬師寺、唐招提寺、東大寺、新薬師寺を収録している。
なお、大和路の寺々の訪問記としては、和辻哲郎の『古寺巡礼』がある(オーディオブックとして発行)