東京八景/兄たち/故郷―太宰治の自伝作品

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【解説】 「東京八景」は、太宰治が1941(昭和16)年に発表した回想記。津軽から東京に出てきた以降、芸妓上がりの女性との同棲、共産党の地下活動、心中未遂、モルヒネ中毒などの荒れた東京帝大時代を経て、作品集の出版、結婚、作家としての独り立ちに至るまでを、振り返ったもの。 上の二人の兄とは異なり少し斜に構えた三兄への愛情とその死の悲しみを綴った「兄たち」。母の危篤の報に義絶同様だった金木の実家を恐る恐る訪れたときの様子を描く「故郷」。いずれの作品も、苦手だった長兄、次兄が肉親の死、危篤に深く落ち込む様子が胸を衝く。 「東京だより」は、戦時中の徴用工場で見かけた印象的な少女について書いた短篇。

URL
https://www.amazon.co.jp/dp/4865742565/
形式
オーディオブック(CD版)
カテゴリー
<しみじみ朗読文庫>オーディオブックシリーズ
著者
太宰治
ジャンル
小説 随筆
ISBN-13
978-4865742565
CD枚数
2
収録時間(分)
146
税込価格
2,310円(2,100円+税)
発売日
2022年12月

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