夏目漱石先生の思い出(下)-森田草平「先生の思い出」(響林社文庫)Kindle版

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『夏目漱石先生の思い出』シリーズの下巻として、森田草平による「先生の思い出」を収録しました。漱石の主な門下生としては異色の存在である森田草平は、その漱石研究本として『夏目漱石』との大著を著しており、その中にある「先生の思い出」編の中から9編を抜粋したものです。
漱石の「門下生」としては、小宮豊隆、鈴木三重吉、寺田寅彦ら、後には芥川龍之介、内田百けんといった錚々たる文士がいましたが、森田草平は自ら認めているように異色の存在でした。その草平が、漱石の自宅での談論風発の定例会である木曜会に出入りして、漱石に身近に接した経験や、個人的に平塚雷鳥との心中未遂事件を起こした後の身元引受けをしてもらった時の経験などを通じて、漱石の淡泊ながら温かい人間味が伝わってくるエピソードがいくつも含まれています。門下生で「誰が一番愛されたか」などは読者にとっても興味深いテーマでしょう。また、漱石全集を編むに際して、漱石の天衣無縫の当て字や送り仮名の数々に辟易して匙を投げたことなどは、抱腹の小話です。

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形式
電子書籍
カテゴリー
響林社文庫〈青版(リフロー型)/赤版(復刻版・固 定型)〉
著者
森田草平
題名
夏目漱石先生の思い出(下)-森田草平「先生の思い出」(響林社文庫)Kindle版
税込価格
¥200

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