与謝蕪村は、芭蕉、一茶と並ぶ代表的俳人で、俳画の創始者でもあります。
蕪村は芭蕉以降、次第に独創性を失った当時の俳諧を憂え、写実的で絵画的な俳諧を確立しました。
近代になり再評価されたのは、正岡子規によるもので、新聞『日本』の記者だった子規は、芭蕉の神格化を否定し、蕪村を高く評価する連載記事を掲載し、大きな反響を呼びました。それが『俳人蕪村』です。
萩原朔太郎も、蕪村に傾斜し、蕪村評論として名高い『郷愁の詩人 与謝蕪村』を書いています。
後世に影響を与えたこの2編と、朔太郎による随筆「冬の情緒」を収録しています。
- URL
- https://www.amazon.co.jp/dp/4906871941/
- 形式
- 大活字本
- カテゴリー
- 響林社の大活字本シリーズ
- 著者
- 正岡子規 萩原朔太郎
- ジャンル
- 評論 随筆
- ISBN
- 4906871941
- ページ数
- 406ページ
- 税込価格
- 2,200円(¥2,000+税)
- 発刊時期
- 2016年3月