夏目漱石の人物論については、鏡子夫人による『漱石の思い出』や、弟子の小宮豊隆による『夏目漱石』がよく知られています。
本書では、文士たちが漱石の思い出を述べた作品12編をまとめてみました。
寒月君のモデルの寺田寅彦、『吾輩は猫』を世に出した俳人の高浜虚子、漱石が英国留学後一高講師に推薦した校長の狩野亨吉、漱石山房に出入りした和辻哲郎や芥川龍之介、英国で共に学んだ土井晩翠の回想など、多彩な内容です。
小宮とともに格別の関係の弟子だった森田草平の『夏目漱石』(下巻に収録)は漱石を身近に感じさせます。
- URL
- https://www.amazon.co.jp/dp/4907365349/
- 形式
- 大活字本
- カテゴリー
- 響林社の大活字本シリーズ
- 著者
- 夏目漱石
- ジャンル
- 小説
- ISBN-13
- 978-4907365349
- ページ数
- 266ページ
- 税込価格
- 2,640円(¥2,400+税)
- 発刊時期
- 2016年3月