佐藤春夫の「【現代語訳】徒然草」(全)(響林社文庫)

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吉田兼好による中世の名随筆「徒然草(つれづれぐさ)」を、佐藤春夫が全訳したものです。
徒然草の現代語訳は、与謝野晶子のものが知られています(響林社文庫でも、その復刻版『新訳徒然草』を発刊しています)。
  『徒然草』は、無常観や人生の教訓的な内容もある一方で、人間模様や、女性論、恋愛論もまた非常におもしろく書かれていて、まるで現代の人間のあれこれを描いているのかと見まごうような観察、省察も多数あり、退屈しません。
 佐藤春夫の現代語訳はわかりやすく、与謝野晶子の訳とともに、我々にとって古典の名作をより身近なものにしてくれることは間違いありません。全訳ですので、どこから読んでも興味深い人間観察が見られることでしょう。

※ なお、響林社文庫では、上記の与謝野晶子の新訳の復刻版のほか、徒然草の女性恋愛論だけをすべて取りだした抄訳も発刊していますので、併せてお読みいただければ幸いです。方丈記の全訳とセットになっています。
 「【全訳】方丈記―5大災害迫真のルポ/【抄訳】徒然草―女性・恋愛論」(120円)